対人恐怖症とは
対人恐怖症は、人と接するときに過度に意識しすぎて、緊張や不安を抱いてしまう症状です。特定の場面に対して緊張や不安が生じてしまう場合もあります。神経症に分類されます。
対人恐怖症は、人が怖いというより、「人の前で恥をかいてしまうのが怖い」という気持ちから起こるようです。その背景には、「恥をかけないパーフェクトなビジョン」というものが存在します。
その理想にのっとって人と接したり、行動しようという意識が強すぎることにより、症状が生まれてきます。
対人恐怖症は、時代やその人の性質により、症状が出る場面が異なります。
たとえば、スピーチをする前に、どうしても緊張してしまうというタイプがあります。多くの人の前で何かをしゃべるスピーチは、誰もが緊張するものですが、この症状を抱えている人の場合、過度の緊張によりパニックを起こすこともあります。集団やサークルに対して抵抗を感じてしまう人もいます。
たとえば主婦が小学校の保護者会や、趣味のサークルの輪に、どうしても入れないという場合があります。それは自己紹介の失敗を機に発症することが多いようです。
また、人前で書類を描いているときや、サインを書くときにふるえが起きてしょうがないという人もいます。一度、サインをしたときに、すごく震えてしまった経験が、ずっとそのまま続いてしまう例です。誰も見ていないときは平気なのに、人前でだけ震えてしまいます。
対人恐怖症改善させるには、「失敗してもいいんだよ」といメッセージを送ってあげることが必要です。